出演者にきいてみました! - 役者への20 の質問!回答者:後藤 敦 (Atsushi Goto)
どんな⼈?
1.芸歴年数、デビュー作品名。
1982 年 劇団テアトル・エコー⼊団
1985 年 『バレるぞ急げ』レイ・クーニー作/キノトール演出で初舞台
2. 好きな演劇作品、映画、本、⾳楽(複数回答可)。
演劇作品:ニール・サイモン作/酒井洋⼦演出『サンシャイン・ボーイズ』、斎藤憐作『上海バンスキング』
映画:川島雄三監督『幕末太陽傳』、和⽥誠監督『⿇雀放浪記』、⽚渕須直監督『この世界の⽚隅に』
本:遠藤周作『沈黙』、養⽼孟司『バカの壁』、吉川英治『三国志』、つかこうへい『傷つくことだけ上⼿になって』
⾳楽:歌謡曲
3. 特技、趣味
?
4. ⾃分の性格はどんなタイプ?得意なこと、苦⼿なこと
得意:⼿抜き料理、苦⼿:整理整頓
5. ズバリ、俳優を志した理由は?
⾃分には勤め⼈は勤まらないと思ったから
6. ⽣まれ変わったら、何になりたい?
おんなじ⾃分で地道に⽣きられるか、試してみたい
7. 演技で常に⼼がけていることは?
嘘をつかない(⼤嘘は可)
8. 今までもっとも印象的な演出家、監督とのエピソードは?
まだ駆け出しの頃、翻訳物で「召使い」の役をやった時です。
幕が上がって第⼀声が私の台詞。⽴ち稽古の初⽇に向けて、少ない台詞の練習を沢⼭してきました。
ところが稽古が始まった途端に、演出家から「違います!」の声。
『いやまだ何も⾔ってないけどなぁ…』「はい、もう⼀度!」
実は幕が上がると、私は台詞の前に舞台上の椅⼦を拭いているのです。
何度やっても「拭いてませんよ!」「違います!」
やり直す度に⾊んな指摘をされます。
「何を拭こうとしてるんですか?」「どこの汚れを取ろうとしてるんですか?」
で、結局第⼀声までたどり着かず。
そりゃそうだ。台詞のことを考えながら、拭いてる《フリ》をしてただけだったから。
M さん、ありがとうございました。
9. ⼈⽣のモットーは?
まったくもう、しょ〜がないなぁ
10. お気に⼊りのストレス解消法
寝る
オトコトについて
11. 今までのオトコト作品への参加回数と、初参加作品は?
え? …4回?5回?、それくらいだと思われます。
初参加したのは、再演の時の『ひらり』じゃないでしょうか。(今回は多分再々演)あれ、違うかな?
12. オトコト出演の馴れ初めは?
30 年前共演して以来の演劇仲間、ありが薫さんに誘って貰いました。
13. 「ひらり」での役名と、性格は?
誠⼀郎。現世に残して来た、妻(汝々⼦=ななこ)と娘(寿=ひさ)にもう⼀度会うため、給⾷のおばさん(美代
⼦)に憑依する、真⾯⽬な我儘者。
14. 「ひらり」の稽古場の雰囲気、他の出演はについて
今回オトコトとしてはかなりの⼤所帯なので、⼤変なことが⾊々あります。(全員で⼊れる飲み屋探しとか)
でも雰囲気は、今のところ良いんじゃないではょうか?出演者? それはもう、みんなのことが⼤好きです!
特に妻(ちかちゃん)と娘(育ちゃん)は、ホンに可愛かですばい。
15. 役作りで⼼がけていることは?
今回は、ただただ相⼿役を愛するだけでごんす。
16. セリフの覚え⽅のコツは?
こりゃ何回も声に出して⾔うしかね〜だな。
17. 稽古場で⼼がけていることは?
ヒトの⾔うことを良く聴くこと。
18. 作、演出のありが薫、⾳楽監督の冴理の印象
ありがさん:溢れる思いと才能、がんばり屋さん、動きがシャープ、努⼒の⼈、気ィ遣いしぃ、実は頑固。
冴理さん:マルチな好奇⼼と才能、こうと決めたら突っ⾛る、もてなし上⼿、歌声が⾃在、実は頑固。
19. 他の出演者とのエピソードは?
フライヤーの出演者欄には載っていない出演者がいます。そして僕は、その⼈とただならぬ関係です。
20. 「ひらり」への意気込みをどうぞ!
「ひらり」が初めての⽅は勿論、前回の「ひらり」を御覧になった⽅も、ぜひご来場下さい。
グッと⾯⽩く致します!
後藤敦/ ATSUSHI GOTO (テアトル・ エコー)
プロフィール
⼤分県別府市出⾝。テアトル・エコー所属。⾝⻑:174 ㎝。⽅⾔:九州弁(博多・⻑崎・⼤分)1986 よりテアト
ル・エコー公演を中⼼に多数の舞台、テレビ、映画(吹替)作品に出演。
オトコト公演では、「遠野冬話」、「初恋チャップリン」、「酒と薔薇エティの⽇々」シリーズに出演。