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オトノワ+コトノハプロジェクト 第39回公演「Osaka」に向けて ~稽古場インタビュー Vol.2

第39回目の公演「Osaka」に向けて、目下絶賛稽古中のキャスト、山本育子さんと、原 美由紀(劇団S.W.A.T!)さんに、出演の意気込みや、稽古中あれやこれやのお話をうかがってみました。

― 感動的なエピソードがありましたら(笑)衝撃の出会いのようなエピソードは?

 

美由紀:あはは(笑)

 

育子:衝撃の出会いはないなぁ~

 

― では美由紀さんにフォローして頂きます、お願いします(笑)

 

美由紀:え~、育さんとありさんの出会いはですね~、かれこれうん十年前・・・。

 

ありが:するどい目をした・・・

 

一同:(笑)

 

ありが:これから成り上がろうとしている・・・   *ありがさんも、邪魔しないでください。

 

美由紀:まだ、あり姉も30代の若かりし頃・・・

 

育子:20代だったと思いますよ~。

― 美由紀さんもやはりありがさんが経由でご参加ですか?

 

美由紀:そうですね。

 

ありが:(出会った当時の美由紀さんは)10代だよ!

 

美由紀:そうです、ありさんが20代で・・・。

 

育子:アタシも(ありがさんと出会った時は)10代だったと思う。

 

― えーーーーーーっ それはすごい歴史ですね。

 

美由紀:あたし19でした。

 

美由紀:あたし初めて育さんと会ったのが、育さんが26とか・・・

 

育子:だってこの人(美由紀さん)大学生だったんだよ。

 

美由紀:でも、育さんとあり姉が出会った時は、まだ20代と10代だった・・・。

― すみません、全然わかりません。

 

一同:あはははは(爆笑)

 

ありが:すみません勝手に(笑)。    *はい。困ります。

 

― え~、オトコトの公演参加へのきっかけは、お二人ともありがさん経由ということで?

 

育子:そうでーす。          *大分わかってきました。ありがとうございます。

 

美由紀:ありさんと冴理さんが二人でやられていたライブを観に行って、「あり姉こんなこと始めてるんだ?!」と思って、

その時に「みゆ、出たい?出たい?」って言われて、「出たいです!いつの日か」って言って・・・。で、タイミングが合った時に出させて頂きました。

 

― 美由紀さんが3回で、育さんが10回以上?

育子:ヤバい・・・、録音してるのにごめんなさっ、ハックション(くしゃみ)      *みなさん自由です。

 

― オトコトの公演は、通常の演劇の舞台よりも音楽やダンスの占める部分が多いですよね?

普段出演されているお芝居の公演と比べて、大変なところ、演技と歌とで表現の仕方が違うなぁと感じるところなどを教えて頂けますか?

 

育子:歌と踊りがさぁ、入ってくることはあるじゃない?普段。だけどさ、何が違うってさぁ、

 

美由紀:生!

 

育子:そう!生だからね。でさ、ミュージシャンの人たちはさ、もうさ、なんかさすごい人たちだからさ、リハーサルほとんどしなくてもさ、

なんかさ、やるじゃない?

でも例えば(役者さんたちは)お芝居の中に踊りが入ってたり、歌が入ってたりすると、ちゃんと何回も何回もお稽古するけど、

実際にミュージシャンの人たちと合わせるのがすごく貴重な時間。でもその時間が私は好きなの。

 

美由紀:やっぱり中々ない(機会)です、ほんとにミュージカルとかでてる人たちは、もう常に出来ると思うんですけど、あたしたちみたいに小劇場の、

あの、普段歌とか踊りとかそんなにないような・・・。

― あんまり生バンドって(小劇場の)公演に入っていないですよね?

 

美由紀:うん、ないですから~。でもその分、緊張もするけどすごい楽しい。

 

育子:う~ん、そこが一番すばらしいところかな。

 

美由紀:あの、一匹さんと桃ちゃんパワーが、音楽家のみなさんのパワーが。

 

―「魔法の時間」?  *Facebookで育さんが、音楽の魔法とおっしゃっておりました。

 

育子:「魔法の時間」のヤツですね! 魔法の時間だよぉ~。

 

美由紀:基本的にわたしは歌がとても苦手なので、というか苦手意識がある。大好きなんですけど・・・。

 

育子:大丈夫、それもきっと一匹さんと桃ちゃんの魔法がなんとかしてくれる。

美由紀:普段あんまりやらないような、歌って踊って生の音でプロの方たちと一緒にセッションというか、そういう経験てないから・・・。

すごい貴重な体験をさせてもらってますよね。

 

育子:なんかさ、一匹さんとかさ、音楽 曲のときじゃないときとかに・・・、昨日も美由紀に「セリフの前に音入れていい?」とかさ、ああいう広がりが・・・。

 

美由紀:瞬発力がすごいと思う。音楽の人たちの。芝居ってやっぱり、日々稽古、何週間何ヶ月って積み上げてきての~ですけど、音楽家の人ってやっぱり、技術職だし、対応力とか瞬発力みたいなのが、すごいな!って。これってやっぱり勝てないなって、音楽の絶大さをほんとに感じますね。

 

育子:生だからねぇ。

 

― 今回は、それに加えて全編大阪弁ですよね?

稽古開始から大阪出身者以外のキャスト全員に、ありがさんのスパルタ大阪弁講座が行われていると聞きました。稽古も最終段階ですが、

今現在お二人ご自身で感じている上達の手応えはどうでしょうか?育さんはこないだまで大阪弁*でしたので、バッチリかなと思うのですが。

*人魚の森もずっと関西弁でした。

 

育子:全然。バッチリかなって自分も思って、ちょっと、スタートしてしまって、失敗してしまいましたが、関西人にはなれませんね。

 

― 美由紀さんは、バッチリでしょうか?

 

美由紀:いや、全然バッチリじゃないです。ここまで関西弁ががっつりのお芝居は・・・。やったことあるんですよ関西弁は。

でもほんとに(普段は)触れないで通ってきたから、いざ関西弁というものと向き合ったときに、「あ、面白い!」と思って。

関西文化とか触れないで通ってきたし、あんまり意識しないで今まで生きて来てしまったけど・・・。

 

― (笑)。

 

美由紀:関西の友達とかいなかったので、やっぱりそれはね、すごく大阪という街というか、住んでる人たちの人種だったりとか、なんかそういうの、

テレビとかでもやってると、すごく気になりますね。

 

― 発音ですとか、イントネーションだけのことではなくって?

 

美由紀:なくって。そそそそ、「あ、関西人ってこんななんだ!」って。

 

育子:こないだあたしが出た芝居で、観に来てくれた関西の先輩の人たちに、「関西弁っていうよりも、空気感が違うんだよ、だから、

どんなにイントネーションを勉強しても、空気感が違うとダメなんだよ」と言われた。

 

美由紀:ありさんがこのインタビューで言ってたじゃないですか、「ごちゃまぜ」って。 あれ、ほんとそうだなみたいな。

雑多感が、こう、面白いなぁと。

 

 

え〜、お話をうかがいながら楽しくなってきました。だがしかし、そろそろ再び心を強く持って、まとめに入らせて頂きます

 

 

― 前回の稽古場インタビューで、ありがさんが「役者とミュージシャンの飲み会はちゃうねん!!」と力説されておりました。

曰く、「役者の打ち上げはどろっどろ、ミュージシャンの打ち上げは爽やか~♪」だそうです。本当でしょうか?

 

育子:ミュージシャンの人は、短いよね。

 

― し、尺の問題でしょうか(爆笑)?

 

育子:だって、飲む機会自体が、ミュージシャンの人たちってさ、楽器持ってるから、車だったりするから中々ね。飲める機会が少ないから・・・。

 

― 爽やかなのではなくて、短いだけという(笑)?

 

美由紀:(単に)短いのかもしれないですね、どろどろになる前に帰って行ってしまう(笑)。もしかしたら朝まで一緒にいたら、

どろどろになるのかもしれないですね。

 

育子:そうだね、確かに、ミュージシャンの方でもそういう方はいるなと、今、思いました(笑)。

 

― やはり長さの問題と・・・(笑)。よくわかりました、謎が今解けました。ありがとうございます。 

では最後に、今回の公演のここがとってもみどころ!をお願いします。

 

育子:みどころ~は、まあ、いつものみどころなんですけど、オトコトはやっぱり生の音。

ミュージシャンの人たちもちゃんと音楽でお芝居に参加している。そこがすごい。

そしてあたしたちはそれにのせてもらって何とかなってる。

 

― その「何とかなってる加減」を、ぜひ観てねっということでいいんでしょうか(笑)?     *繰り返しますがまとめに入っています。

 

育子:いいのかなぁ~?それで(笑)。 え~、ま、とにかく、音楽そしてミュージシャンの人たちがすばらしいということで。

 

美由紀:音楽と芝居がどう融合、コラボってるかというのが、一番のオトコトの魅力だと思いますね。 生感、ライブ感。

あとは、今回は、どこまで四姉妹の愛的なものが見せられるか(笑)

 

一同:あははは(爆笑)

 

― え~、見どころは音楽と家族愛*だそうです。  *本当に心を強く持ってまとめています。

 

育子:あ~、まとめた~(笑)。

 

山本 育子(やまもと いくこ) / プロフィール:

女優。オフィスREN所属。神奈川県出身。

 

2011年よりオトノワ+コトノハに参加。

小劇場を中心に、海市工房『人魚の森』、マグネットワールド『地雷探知犬ニーナ』、

レクラム舎『劇作家・小松幹生の仕事/横恋ぼうず走り雨』、『ドレッサー』など多数の舞台に出演。

原 美由紀(はら みゆき) / プロフィール:

女優。劇団S.W.A.T! 所属。神奈川県出身。

http://www.swat-net.com/syoukai_hara.html

 

大学在学中より小劇場を中心に様々な舞台に立つ。

影絵劇団『かしの樹』、劇団マグネットワールドでは、全国各地の小・中学生に年間150ステージ以上を公演。

劇団の年2回の本公演を中心に、他劇団への客演も多数。その他、イベントMCとしても活動。

冴理:うっそぉ?!(笑)       *冴理さん、邪魔しないでください。

 

美由紀:(育さんに)そうだよね?

 

育子:えーーーーーーーーっ、わかんないよー。

 

― 育さんご自身は?

 

育子:あたし・・・は、多分10回近く出てんのかなぁ? っと、思うよ・・・。5回以上は出てる。

 

美由紀:出てる出てる、全然出てる!多分相当出てる。

 

― ではもう全部ということで?(笑)

 

育子:全部じゃないけどー、ひぇ~、わかんないから、「ひぇ~っ」て書いといて。    *わかりました。

 

― オトコトの公演に参加に参加されるまでのなれ初めというか、そもそものきっかけを教えて頂けますか?

 

育子:あり(が)さん。      *.....シンプルアンサーです。泣けてきました

― 育さんと美由紀さんは、それぞれ今回が何回めのご出演になるのでしょうか?育さんは、もはやオトコトレギュラーゲストという感があります。

 

育子:ひえーーーっっ、そんなの全然わからない。

 

美由紀:えーーーーーーーっ(笑)。わたしーはもうちゃんと、アレですよ、「プロフィールを書いて来い」って言われた時に、数えたけど間違ってたらどうしよう・・・。  3回目です! 

え~、宴もタケナワではございますが、ここはひとつ、

心を鬼にして「オトコトに参加したきっかけは?」という質問に戻らせて頂きます

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